【オランダ】世界一コーヒーを飲む国民はオランダ人

実はオランダ人はコーヒーが大好き

あまり知られていないかもしれませんが、様々なアンケートで「世界一コーヒーを飲む国民」に認定されています。とあるデータによると、国民平均で1人1日2.4杯のコーヒーを飲んでいる計算になるのだとか。ただし、これは子供やお年寄りも含めての平均なので、オフィスで働いている人などは「朝自宅で1杯、午前中にオフィスで1杯、午後にオフィスで1杯、夕食後に自宅で1杯」などといった4~5杯くらいのペースなのではないかと想像しています。

オランダのカフェのコーヒー

何故そんなにオランダ人がコーヒーを飲むのか

これは何よりもオランダのコーヒーが美味しいからではないかと筆者は想像しています。オランダに引っ越してきた当初は、何故そんなに美味しく感じるのか分析できなかったのですが、ようやく分かってきました。それは「酸味」の影響。日本で飲んでいたコーヒーは苦味と酸味のバランスを楽しんでいましたが、オランダで飲むコーヒーには、あまり酸味が感じられないのです。
そのため、コーヒーならではの苦味と風味をじっくりと楽しめます。そしてミルクを入れると非常に滑らかになるので、何倍でも飲めてしまうのです。筆者はオランダで「紅茶派」から「コーヒー派」に変わってしまいました。

様々なコーヒー豆で埋め尽くされたスーパーの棚

コーヒーメーカーが一家に一台

そんなコーヒー大好き国民なので、コーヒーメーカーが一家に一台、当たり前のようにあります。そんな消費者の需要に応えるように、スーパーマーケットでもコーヒー豆売り場はかなりの面積を占めます。棚一つコーヒー豆ということも珍しくありません。ただし、便宜上「コーヒー豆」と書きましたが、スーパーで主に取り扱っているのは既に挽かれた粉上のモノや、パッドのようになっているものが多いです。豆そのままの状態で購入したい場合は、街にあるコーヒー豆を売っている専門店に行きます。希望すれば、この豆専門店で挽いてくれるサービスもあります。

オランダのカフェ

気を付けなくてはならないことも

オランダでは、「コーヒー」という言葉に関して気を付けなくてはいけないことがあります。旅先の素敵なカフェでお茶を飲むのは、旅の楽しみの一つですよね。でもオランダではまず、そのお店が「カフェ」(Café)なのか「コーヒーショップ」(Coffee Shop)なのかしっかりと確認してから入ることが大切です。「カフェ」は、普通に日本人が連想するカフェなのですが、「コーヒーショップ」はマリファナやハシシといったソフトドラッグを取り扱うお店。その場で吸っている人もいます。オランダでもドラッグの使用は合法ではありませんが、警察に黙認されているのでこういうお店が存在するのです。カフェだと勘違いして入ると驚くかもしれません。

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