【ノルウェー】ティム・ウェンデルボー(Tim Wendelboe)オーナーのコーヒーを求めて各地から人が集まる

ティムのコーヒーを飲むためだけに世界中から人が集まる秘密

店内はビンテージの北欧家具で揃っています

あなたにとってコーヒーとはどんな存在ですか。
ノルウェー人にとってコーヒーを飲む文化はかなり定着しており、国民一人当たりのコーヒー消費量では毎年かなり上位をキープしています。そんなコーヒー好きの国から生まれた有名カフェ【Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)】を紹介したいと思います。
お店の名前にもなっているオーナーのティムは、世界バリスタ・チャンピオンシップの2004年度の優勝者でもあり、オスロのコーヒー業界の先端で活躍している人たちの1人です。わざわざ1杯のコーヒーを飲むためにノルウェーまで旅行へ来る人がいたり、彼のコーヒーを味わったのちに、カフェを開こうと決めた人がいたり影響力のある人です。
生豆の質にとことんこだわったコーヒーは、浅煎りの焙煎によって、よりその味わいを楽しめ、チェリーの実であるコーヒー本来の味が楽しめます。
ミニマリストの店内は大きな焙煎機が場所をとっていて、座る場所はほとんどなく、立ち飲みやお持ち帰りで飲む人が多め。コーヒーを注文してから一杯一杯を丁寧に入れてくれるので、多少待ち時間が必要ですが、挽きたてのコーヒーの香る店内でのそんな時間も祝福のひとときです。

夏限定のアイスカプチーノ
週末はひっきりなしに人が訪れます

ここで是非飲んでもらいたいオススメのメニューは、ブラックコーヒー。え?普通のブラックコーヒー?っと思うかもしれませんが、これが普通じゃないんです。普段日本の苦味のあるコーヒーに飲み慣れている方は、その浅煎りの酸味にびっくりすることでしょう。原産地によってもちろん味は違いますが、すっきりとしたあと味と甘みが楽しめる焙煎が多く、コーヒーは苦いという概念を覆してくれます。エアロプレスという抽出法を用いているのもこの店の特徴です。
私はノルウェーに来るまではミルクを入れて飲むコーヒーが好きだったのですが、この浅煎りのブラックコーヒーに出会ってからは、ミルクを入れずに飲むのが美味しいと思うようになりました。
他にも、夏になるとアイスカプチーノというこの店オリジナルのメニューもおすすめです。店内で飲むと、マティーニグラスに入れてくれるので、是非バリスタさんたちとおしゃべりをしながら立ち飲みで飲んでみてはいかがでしょうか。
彼のコーヒーを飲むためにオスロまでやってくる、そんな目的の旅行もたまには楽しいかもしれませんね。

天気が良ければ外で飲むコーヒーも最高

Tim Wendelboe(ティム・ウェンデルボー)

住所  :Grünersgate 1 0552 Oslo
電話番号:(+47) 4000 4062
営業時間:平日8:30~18:00、土曜11:00~17:00、日曜11:00~17:00
定休日 :なし
公式HP :https://www.timwendelboe.no

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