【ブラジル】豆の焙煎からバリスタ教育まで手がけるブラジルのサードウェーブコーヒーの先駆者

サンパウロのトレンドをいち早く反映するヴィラマダレナの界隈。おしゃれな店が軒を連ねているその界隈の一角に手作り風のウッドデッキが目を引く店がある。

コーヒー専門店、Coffee Lab

目印のウッドデッキ。入り口に掲げられたロゴの狐のしっぽはオーナーでバリスタのイザベラ・ハポゼイラスの名前に由来する(ハポゼイラスの語源、ハポウゾは狐の意味)
入り口を入るとテラス席が設けられている。蔦が茂り、緑豊かな心地よいスペースだ

2009年にオープンしたこの店のコンセプトは「五感のラボラトリー(研究室)、バリスタの学校、他に類のないカフェ」。ブラジル産の厳選された豆を最も適した方法で焙煎し、ハイクオリティーのコーヒーを提供している。コーヒー大国として知られるブラジルだが、一般的に飲まれているコーヒーはクオリティーが高いとは言い難い。

店で出すコーヒーは全て店内で焙煎したもの。店の奥に焙煎機が置かれている
解放されたキッチンは自由に出入りでき、バリスタと会話を楽しむことができる。バリスタは青のオーバーオールを着ており、壁には「Coffee Labでの時間を最後の一滴まで味わって!」と書かれている

その理由の一つが焙煎機の性能にあるようだ。ブラジルで一般的に使用されている業務用の焙煎機ではコーヒー豆の特徴を引き出すことが難しいため、Coffee Labではコーヒー豆に合った焙煎方法を細かくカスタマイズできる小ロット用の焙煎機を使用している。店内で焙煎された豆は店内とオンラインショップで購入も可能だ。

コーヒーの品揃えの多さからどれを選ぶか迷った時は、バリスタに聞くのが一番。ブラジルコーヒーのプロとしてトレーニングを受けた彼らは客の好みを詳しく聞き出し、嗜好に合った一杯を薦めてくれる。

大小二つのカップに入ったエスプレッソ。カップのサイズによりコーヒーの温度が異流ため、コーヒーの味も違ってくる
カプチーノフラッペ。エスプレッソ、氷、ミルクとドライプルーンをミキサーでシェイク状にしたドリンク

メニューには豆の種類と抽出方法(エスプレッソ、ドリップ、エアロプレス)を選んでオーダーするホットコーヒー(Coffee Labでは36度以上のコーヒー、とカテゴライズされている)の他に、アイスコーヒー、カプチーノフラッペ、シェケラート(エスプレッソに炭酸水を加えたもの)や、国産チーズを挟んだブリオッシュトースト、マンジョカ芋の粉でできたビスケット、グアバケーキなどブラジルならではの軽食も揃えられている。

Coffee Labのもう一つの顔「コーヒーのスペシャリスト養成所」

コーヒー好きのための1日のワークショップからバリスタのための長期のトレーニングまで様々なコースがあり、どのコースもオンラインで予約・購入できる。日々、コーヒー好きで賑わうこの店のキッチンの壁にはこんな文章が書かれている。「Coffee Labではコーヒーを愛し、コーヒーを入れ、コーヒーについて語り合う。ここはコーヒーのある時間を味合う場所。その時間を最後の一滴まで楽しんで!」

Coffee Lab(コーヒーラブ)

住所:Rua Fradique Coutinho, 1340 Vila Madalena – São Paulo, SP – Brasil. CEP 05416-001
電話番号:+55 (11) 3375-7400
営業時間:10:00~20:00
定休日:不定休
公式HP:http://coffeelab.com.br

オダノリコ

パリで6年半過ごした後、結婚を機に2011年からサンパウロで暮らしています。二女の母。夫と共に立ち上げたEbisu Filmesの映像製作プロジェクトに関わりながら、10年以上続けているヨガを広める活動をしています。

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