【カナダ】愛称は「ティミー(Timmy)」!1964年の1号店から今ではカナダ最大!

カナダの英雄が生んだ国民的コーヒーチェーン「Tim Hortons(ティム・ホートンズ)」

カナダに行ったら一度は飲んでおきたい「ティム・ホートンズ」のコーヒー。
カナダに行ったら一度は飲んでおきたい「ティム・ホートンズ」のコーヒー。

カナダの国技といえば、なんといってもアイスホッケー。「ナショナル・ホッケー・リーグ(National Hockey League)」はカナダで大人気! NHLの選手は、カナダ人にとってヒーローです。そんな、NHLのアイスホッケー選手が開いたドーナッツチェーンが「ティム・ホートンズ(Tim Hortons」。カナダのオンタリオ州に本拠地を置く人気チーム「トロント・メープルリーフス(The Toronto Maple Leafs)」で活躍したアイスホッケー選手、ティム・ホートン氏が開いたお店ということで、彼の名前がそのまま店の名前になっています。

お店は路面店のほか、複合施設内や空港など、どこでも簡単に見つけることができます。
お店は路面店のほか、複合施設内や空港など、どこでも簡単に見つけることができます。

「ティム・ホートンズ」の歴史は1964年にオンタリオ州のハミルトンに1号店を開いたことから始まります。今ではカナダ全土で約3600店舗、アメリカに約800店舗を構えるカナダ最大のファーストフードチェーン。2014年にアメリカのバーガーキングに買収された際には大騒動になり、バーガーキングのマーク・カイラCEOは「カナダの象徴的国民的なブランドを誇りに思うし、このブランドを世界中に広げたい」と答えたほど。

カナダの街では、どこでも「ティム・ホートンズ」があって、カナダの人たちは愛情をこめてお店のことを「ティミー(Timmy)」と呼んでいます。
「ティム・ホートンズ」では、お客さんの注文に合わせてショップスタッフがコーヒーに砂糖とクリームを入れてくれます。カナダの人は甘いものが大好物。「砂糖2、クリーム2」の 「ダブル・ダブル」と言って注文する人が多く、この「ダブル・ダブル」という言葉は、2004年にカナダのオックスフォード辞典に掲載されるまでになりました。

スタートはドーナツチェーン。さまざまな種類のドーナツが揃う。
スタートはドーナツチェーン。さまざまな種類のドーナツが揃う。

ドーナッツチェーンとしてスタートしたので、ドーナッツの種類も豊富。もちろん、カナダ名産メープルシロップを使ったドーナッツもあるので、ぜひ食べてみてください。

また、毎年開催されるスピードくじ「Roll Up The Rim To Win」の時期は要注意。その名の通りカップの縁の部分をロールアップすると景品の文字が出てくるという仕組みです。

矢印の先に文字があるので、この部分をロールアップしよう。
矢印の先に文字があるので、この部分をロールアップしよう。
「PLEASE PLAY AGAIN」の文字。残念ながらハズレでした。
「PLEASE PLAY AGAIN」の文字。残念ながらハズレでした。

2018年はというと、1位がホンダ・シビック/50台、2位がCIBC(カナダ帝国商業銀行)の5000ドル分のプリペイドカード/100枚、3位が年間コーヒー無料賞/500名となっています。縁をめくるのはけっこう大変な作業なのですが、カナダではこのロールアップが簡単にできる専用の便利グッズなども売られているそうです。それだけの需要があるというのが凄いですよね。

残念ながらティム・ホートン氏は、1号店をオープンした10年後の1974年に、わずか44歳の若さで交通事故により死亡しています。

カナダ国民に愛されている「ティム・ホートンズ」のコーヒー。カナダに行った際はぜひ一度、飲んでみてください。

ティム・ホートンズ(Tim Hortons)
公式HP:http://www.timhortons.com/ca/en/index.php

【取材協力】
オンタリオ州観光局 http://www.ontariostyle.com/
写真 村尾昌美 https://www.masamimurao.com/

美濃羽佐智子

出版社勤務を経てフリーランスとなり、2011年から3年間をタイのバンコクで暮らす。エディター・ライターユニットTom☆Yamのメンバー。共著に『タイ行ったらこれ食べよう!』(誠文堂新光社)ほか。

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